2017年10月13日金曜日

アメリカ人はIt's so delicious!とは言わない

 英語の授業について美味しいー、というのはDeliciousと習った。それは誰でも知っているだろう。だけどこれが結構落とし穴だったりする。

フル・ブレックファストのイラスト
Home Sweet Homeの記事 にも書いたけれどもアメリカに来て最初はホームステイだった。食事付きなので自然とホストマザーに面して食べることになるし、最初は味が合うかわからないからご飯どう? と聞かれることもあった 。そのときに"It's delicious."と答えた。だって美味しいってDeliciousでしょ。と思うし、それが学校でなかった言い方だから。だが、いい意味の言葉のはずなのにちょっと変な顔をされた。どうして? 美味しいって言ってるのに! 

 無論、Deliciousという言葉が実はゲロマズという意味でしたということはない。Delicious=美味しいである。でも、普段はGood, great, niceみたいな「いいね!」系の言葉を使う。何をかくそう、DeliciousはI'm fine.の類の言葉だったのである。(習うけど普段口語としては使わない言葉)

 だから、使っても意味は伝わるけれど、ちょっとお固い印象を相手に与えてしまったりする。Deliciousよりも”It's so good! I like it!”というのが自然なのである。他の英語圏は使うかもしれないけれど、アメリカ人と食事に行った時は、Delicious以外の言葉がいいかもしれない。

                  ***
PS
 この美味しいを良いね(Good/Great)で表すのは、全部のことに「やばい!」というのに似ている気がする。言わないけれど超個人的なことを言えば、すべてをGoodと言うより、Deliciousという主に食べ物に使う言葉が良いなと思ってしまうのだけれど、それは机上の空論なのかもしれない。



0 件のコメント:

コメントを投稿

言語

なんとなく、自分が日本語で喋っている時と英語でしゃべっている時で性格が違うと思う。いや、根本的には同じなのだろう(というか同じ)だけど、英語だと声が大きくなってちょっと低くなってガンガン言いたい事言う。 日本語だと元々そんなにしゃべらないけどさらに喋らなくなって聞き役に徹する...