今は絶賛リクルーティングシーズンである。大企業は来年夏のインターン生を今から応募している。驚くほど早い。まだ半年以上ある。だが、ここでインターンをもらえないとなかなか辛いのもまた事実。どうにかこうにかして三、四年生は死に物狂いでスーツに身を包む。
日本もそうだけれど、自分の長所と短所、どうしてこの会社なのかを聞かれることなど、ある程度決まっていることは沢山ある。それは自分の中からのものなのでいってしまえばなんと言ってもいい。ただ、”人と比べて”と言われるとなかなか困る。
例えば、私は環境にうまく適応できます。と言いたい時、長所であれば、それで攻めて行っても構わない。けれど他者と比べた場合はどうだろうか。親の仕事の都合なんかで10回も20回も 転々と引っ越している人には勝つことができない。ハーフの人なんかと比べて、留学生はやっぱりただの留学生である。そもそも学生ごときに人より秀でていることを聞いても大した答えはでてこないと思うのは、私だけだろうか。20−30年生きている人間が成し遂げられることなど限られているきがする。それも企業にとってはただの言い訳に聞こえるのだろう。聞かれる度合いは高いから用意しておかねばならない質問の一つを、私は考えあぐねている。
日本には謙遜の文化があるけれど、アメリカにはあまりない。できるもんはできるし、できないものはできない。インタビューなんて特に自分を売る行為でしかない。苦々しげに見えないようにするのが精一杯である。
スーツを着て、2−3時間話すだけで疲れる。ベッドに寝転がって何もしたくないと思ってしまうところまだまだ人として成長が必要だなと思ってしまう。商品をよくするか、セールス力を磨くか、Tシャツに日本で爆買いしたリラコを着て考えあぐねる今日この頃である。
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