2017年9月30日土曜日

日本になくてアメリカにあるもの(1)うぶ毛

 日本になくてアメリカにあるものと言われると、ハッと身構えてしまうかもしれないが。堅苦しいやつではない。また女性特有の話になるけれど、腕のうぶ毛である。男性陣や、不快に思う人は、そっとこの記事を閉じて欲しい。

 時々洋画を見ていると、金髪美人の女優さんが腕をぎゅっと抱えてアップになるシーンがある。少し悲しげな、何かを考えているような雰囲気。もちろん半袖。ぐーっと彼女にカメラが近づいていく。するとちょこっと見えるんだな、腕の毛が。そんなところを見るのかよ! と思うかもしれないけれど、見てみて欲しい。時々あるから。でも、雑誌で見るモデルがそうであることはない。謎である。

 赤裸々に言ってしまうと、確か私が毛を剃り始めたのは中学の頃。高校の頃はほとんど皆沿っていて、腕はツルツルだった。アメリカに来て少し驚いたのは、シェービングしないこと。皆、あまり気にしていないのかもしれない。

 無論、そうでない人もいるのだろう。けど、私の友人は沿ってないし、「剃らなきゃ」とは言わない。ただ、「あら毛が薄いのね、羨ましい」と言われることはある。まあ、アジア人だからラテン系よりは薄い。この会話が成立するぐらいに、腕の毛はタブーではない。友人だけかと思ったら、さっき言った通り、映画でもそうなのだから、躍起になって剃っているのは案外日本人だけなのかもしれない。お風呂場に行き、わざわざカミソリで毛を剃るのはめんどくさくて好きではなかったので、楽で嬉しい。

 この差はどこから来るのだろうか。確かに毛の色が金に近い人であれば、じっと見ない限りうぶ毛は気にならない。 だからだろうか。そもそも文化としてそういう概念がないのか? むしろなぜ日本女性はうぶ毛を剃るのだろう。遠くから見れば大して変わりはしないと思うけれども。

 足はどうなのか、と言われるとそっちは微妙。そんなにジロジロと足を見る機会なんて滅多にないからわからないけれど、逆に剃る子が多いんではないかと思う。ショーパンとかを履いている人で、毛がもさっとしている人は見たことがない。(個人の意見なのでまた違う見解があると思うけれども。)
「ショーパンはきたいから毛を剃らなくちゃ」
なんて言っていた子もいたので、足の方は気にするのかもしれない。ますますカオスである。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

言語

なんとなく、自分が日本語で喋っている時と英語でしゃべっている時で性格が違うと思う。いや、根本的には同じなのだろう(というか同じ)だけど、英語だと声が大きくなってちょっと低くなってガンガン言いたい事言う。 日本語だと元々そんなにしゃべらないけどさらに喋らなくなって聞き役に徹する...